初めての高校の同窓会のこと

先日、帝塚山学院泉ケ丘高校8期生の初めての同窓会がありました。 高校を卒業して初めての同窓会です。
18歳で卒業して今39歳 ほぼ20年ぶりです。
SNSで同級生の一人が発起人として立ち上がり開催に至りました。 同窓会って30%くらい集まれば良いそうなのですが、ほぼ30%の77人が集まりました。 
担任の先生も来てくれました。 私の怖かった担任の英語の先生は体調不良でお休みでした。
私は同志社大学に推薦入試で合格して行けたのですが、当時成績が悪く到底行けるレベルの学力ではありませんでした。
しかし、1年生から物理の教科だけは得意で、さらに得意だから勉強する。この物理だけは誰にも負けたくないという思いからよく勉強して物理のテストだけはクラスで1番を取り続けていました。
そして、3年生になって受験を考えていた時、友達が物理や化学、数学のどれか1教科で同志社大学が推薦で募集していると教えてくれました。 
その時、これだと思い同志社大学工学部機械工学科を受験することにしました。 受験するには 物理の内申点5点中4.5点以上とテスト、それと作文「なぜ同志社大学を選んだか?」を提出する必要があったと思います。
私は、みんながその作文を国語の先生に見てもらえと言っていたのを無視して「なぜ同志社大学の工学部に行きたいか」というタイトルに勝手に変更して書いて提出しました。
確か〝私は小さい頃から物を作るのが好きでその作るのを大学でもっと本格的に取り組んでみたい”のような内容で書いた気がします。
一般推薦は学校推薦と違い難しくてあまり合格しないといわれていました。
そして物理の得意な人ばっかりが集まって10倍くらいの倍率だったと記憶しています。
受験したときはみんなが記念受験だからと言ってくれていました。僕自身も記念受験だからと言い訳しながら内心は本気でした。 誰も合格できると思っていなかったみたいです。
そして結果は家に届きました。 
結果が届く日には担任が家に電話をかけろと無理やり電話をかけさせられました。 同級生で同じ受験をした人も電話をかけていました。
みんんが不合格の中で私も家に電話をすると、何やら大きい封筒が大学から届いているとのことでした。びっくりして親に開けてって言って開けてもらうと中に合格という文字の書類があったらしいです。 
電話の向こうでも親がおどろいていました。 僕もびっくりして先生に報告しました。 そして僕は物理一教科で大学に受験期間前に合格しました。
その時の物理の先生はとなりのクラスの担任でした。
そしてあいさつに行くと20年ぶりなのにすごいよく覚えていてくれて、浅香君は物理の教室でいつも前で授業を聞いていてくれて合格を聞いた時はすごい嬉しかったと言ってくれました。ほかの先生達と一つ得意教科を持っていると強いなーと話していたらしいです。 
私の親がお礼にあいさつに来てくれたのも嬉しかったといってくれました。(私は知りませんでしたが)
僕が物理を一番前で聞いていたのは 後ろの席で友達と話をしていてうるさいから前に座らされたんですよ。って言うと、先生はそれは覚えてないようでした。(笑)
20年ぶりにそんな話が聞けただけでも良かったなーって思いました。

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